乙女ゲーマーの徒然日記

乙女ゲームの感想を思ったままに書いています。終わってすぐ書くので乱雑でもゆるしてね!

ジャックジャンヌ 《 JACKJEANNE 》- 世長創司郎 攻略 感想 -

amazonでジャックジャンヌを頼んでから1週間くらいで届いたー!

とりあえず一人攻略し終わったので思いの丈を書き残すべくブログを久々に作ったよ!

(主は薄桜鬼から乙女ゲーにハマり、最近だとCode Realize,collar maliceをプレイ後あんまり乙女デーに触れずあつ森とApexばっかりやってた)

 

なぜジャックジャンヌをやったかというと、石田スイさん原画というのもあるけどswitchのliteを買ったから乙女ゲーがやりたくて体験版をやったから。

この体験版、実はそんなに期待してなかったんだけど、めちゃめちゃ面白かった...

主は細身の青系のキャラに大体ハマる傾向がある(clockzeroの理一郎とかワンドのエストとか)のだが、ジャックジャンヌに好みの顔がいなくて(おい)

唯一それに近かった世長創司郎というこのキャラ(CV.佐藤元さん)

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創ちゃん©Sui Ishida/BROCCOLI

公式の貼り付けだけど、この子緑か〜って思いながらプレイしたらめっちゃいい子。超いい子。愛でたい。かわいい。なにこれ。

ってなったので即購入を決めました。前置き長くなったけど以下ネタバレ無し感想と有り感想です。

 

【ネタバレ無し感想】

未プレイの人に対して言えるのは、創ちゃんはふわふわしたいい子、優しい系、主人公好きをふんわり優しく時には強く伝えてくれる愛情に飢えている人へおすすします。

公式に「思い悩むことが多い」と書いてある時点で若干お察しですが、割とうじうじ悩むことが多いです。でもライターさんが天才的なんですけどこれがあんまりイラッとしない。

主はまじでうだうだぐじぐじ悩む系のキャラに「とっとと解決してくれ」って思っちゃうタイプなんですけど、創ちゃんルートのうじうじってなんか理解できるんですよね。

ああきっとこの子はこう言うことで悩んでるんだな、じゃあこうなっても仕方ないよな。ってなんか納得できると言うか。

主人公の正体を唯一知っている存在(幼馴染)でもあるので、根がいい子なのはもう初手に伝わってくるし、なんならそれ以降も悪意を感じることがあまりない。

そんな子が悩んでうじうじしちゃうのはもうそこまで辛いことがあったんだなって許せる。まじでいい子。幸せになってくれよ頼む。

これ以上言うとネタバレになるんでもうプレイしてくれとしか言えないんだけど

本当にプレイして後悔ないです、やってください。お願いします。。。

では以下ネタバレ有り感想

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ネタバレ有り感想】(他キャラにも色々思うところは有りますが創くんメインで書いていきます)

★新人公演「不眠王」

娘:主人公

掃除番:創ちゃん

これは体験版ですでにプレイ済みだったから2回目でした。

新人公演時代の創ちゃんは主人公にとって「一緒に戦う同志」なんだなーと漠然と感じながらのプレイ。体験版時代には創ちゃんが「ジャンヌ」に選ばれてびっくりした記憶がなんとなくあるけど、まあかわいいからそうなるかーって軽く受け入れてた。

ただ主人公が演じていたのがアルジャンヌだったから今後主人公はジャックに移行するのか??この主人公の声でジャックかージャンヌの方がいいかなーと今後の心配をする主笑

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新人公演©Sui Ishida/BROCCOLI

右から3番目の子が創ちゃんなんですが、正直立ち絵見た時「服が、、、ダサい」となっていました。新人公演全体的に服があまり好きではないかな。白田先輩と介さんの服がまあ好きくらい。今後よくなるのでそこまで気になりませんが。

あと服が似合わないと言うことはそこまで女役創ちゃんが可愛くないんですよ。やっぱり上級生のジャンヌアルジャンヌ組から比べるとやはり劣るというか...顔と役と声が結構キツそうだな、と。この辺からも今後創ちゃんがジャンヌやるのー?っていう疑問が出てきてましたね。

あ、そうそう。あともう一個だけ。創ちゃん「アプリコットがどうしたの?」ばっかり練習してたのが地味に面白かったです。出番少ないけど休日ですらそこ連呼すぎてちょっと笑いました笑

まだ恋愛感情はないです。

 

★夏公演「ウィークエンドレッスン」

カンナ:創ちゃん

ハセクラ:主人公

こちらは主人公と上級生メイン組独断上でしたねーまたまた創ちゃんがジャンヌで抜擢。カンナは本当に出番が少なかったですね。むしろ主人公のジャックに対する姿勢を固める話がメインだったので創ちゃんに特に思うところ無し。主人公の声優さんがあまりに男役上手すぎてにっこりしてました。

むしろここまで影薄いと役とれなくない?鳳くんの方が上手くないですか??と思ってしまった。鳳君まじなんでもできるじゃん。

話でぽろっと出てましたが最初創ちゃんはジャック志望だったのにもかかわらず役はジャンヌばかり。創ちゃんも違和感を滲ませているが特に行動することは無し。

プレイヤーとしては「お前それでいいのか??いやでもスズ君に勝てないよな...」と思ってしまった。ごめんな創ちゃん。

介さん覚醒回でもあったので、介さん攻略の際には目一杯楽しもうと思います。あはは。

 

☆夏合宿

 衝撃的なシーンがあったので書かざるを得ないでしょう。

それはまさかの「混浴」シーン!!!!!!!!!!

というかびっくりしたんですけど主人公男湯入るんですね。私が読み飛ばしているだけでここ混浴?いやそんなわけないよな。。。?

主人公が女湯に入って隠れて出てくれば良いだけの話な気がするんですがそんな野暮なことはいっちゃあいけねえ。こんなお色気シーンなくさせるわけにはいかねえ!!

といわけで創ちゃんとばったりおんなじお湯に浸かるわけですが、ここで私びっくり

「え、そんなに眉毛太かったっけ創ちゃん、、、???」

なんかすごい赤い顔でお風呂に一緒に入るCG(スチル)があるのですが、なんか眉毛がやたらと太かった気がした。細眉だと思っていたのに。。。!(そこかよ)

でも本当に乙女ゲーには珍しいガチの裸シーンなのでにっこりしながら見ていました。いやらしさがないのがまた良いぞ。ふぉふぉふぉ。照れる男の子イズ至高。

見たい人はジャックジャンヌ絶対に買え。(これみてる時点で買ってるか)

 

★秋公演「メアリー・ジェーン」

シャルル:主人公

フィガロ:創ちゃん

これもう大好きです。大好き。これを待ってた。本当に。

役発表の際にスズくんと主人公二人がジャックで選ばれて、群衆になってしまった創くん。本当に辛かったです。夏公演では確かに「このままだと創くんやばいだろうな」と思ってましたが、本当に役をもらえないとは。

創くんかなり凹みます。みんなに八つ当たりするほどに。でもこれすごく気持ちがわかるんですよね。

特に同級生という同じ立場でこれまで一緒に戦ってきた仲間だけが役をもらえて自分はもらえない、努力はしているけれど報われない。

だからそんな自分が恥ずかしくて情けなくて、一緒に練習することもできない。創くんの心の痛みが伝わってくるようで本当に辛かったです。私だったら心折れてる。他の人より恵まれた位置にいて、最初は二人と肩を並べていたからこそ辛いのも本当に伝わるしまじきつかった。えーん。。。

私完全に心が創くんに向いてしまっていたので、スズ君が足をかばっているのがわかる描写の時に「これはわんちゃん??」とか思ってました。最低だな私

そして結局スズ君が足を本格的に怪我して役を創くんがもらえることになります。

舞台に立てないスズくんがかわいそうでならないのですが、この罪悪感はスズくんルートにとっておくとして、今は創ちゃんに集中します。

もともとスズ君に当てられた役なのでとてもやりづらそうな二人でしたが、なんと創ちゃんが主人公のアイデアから骨組みを組み立て新たに「双子のかりうど」を作り上げます。(元の形はフミさんだけど)

プレイヤーとしては、ここでやっと創ちゃんの「読解」の力が発揮されたんだなとすごいワクワクしましたね。とくに部屋での主人公二人との即興練習は本当にぞくぞくしました。彼が思い描くものを主人公と二人で形にして、役を完璧に理解し作り上げる。主人公が完全にシャルルになった瞬間の感動をプレイヤー側も同時に受け取ることができる素敵な空間(シナリオ)でした。美しい。

そして公演当日。

私ほんと叫びましたわ。えっっつつつつつつつつつうつつつつうつっつうつつつ!!?!??!?!??!?!?!??!??!?!?!?!

衣装が軍服!!??!?!?!??!??!?!??!?!?!??!!?

えええうえええええええええええええええええええええ!?!?!?!?!

SUKI!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(大声)

この創ちゃんほんとうにいいんですよ。

練習の時からいい声でしゃべるなー素敵だなーって思ってたんですけど、服と雰囲気とあいまっていつもの創ちゃんからは想像できない役への入り具合。

完全にいましたね。そこに「フィガロ」が。

相方である主人公もいいテンションでしゃべるので、明暗がはっきりと分かれている素敵な双子。超好き。

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©Sui Ishida/BROCCOLI

このセリフを良い音程でしゃべるんですよ。

ありがとうございます、佐藤元さん...!!!(この作品で初めて知りましたすみません)

そして最終盤面の創ちゃん。

主人公に「復讐してくれ」と言われて(これ選択肢だったから違う方もいるのかな?)

完全に復讐スイッチが入った創ちゃんに泣きました。もうこれ「フィガロ」だなって。憑依型の演技をしてこなかった創ちゃんが完全に憑依した瞬間だったと思います。

全クリした今だから言えますが、このときすでに創ちゃんのスイッチは主人公だったんですね。創ちゃんが覚醒したのは死んだのが主人公だと思ったからなのかなと思いました(そう考えると完全に憑依はできてないですが気持ちはフィガロと同じものだったんでしょうね)。そりゃ確かに主人公無しでは良い演技できないわ笑

というわけで大成功で終幕。幸せいっぱいだあ。すごく創ちゃんを好きになりました。

 

★冬公演「オーラマハヴェンナ」

チッチ:主人公

フギオー:創ちゃん

これ題名がいいですよね。語感がいい笑

さて、今回もジャックで選ばれた創ちゃん。いいねえ!

ただし主人公白田先輩組がフミさんを差し置いてダブルアルジェンヌ。これが災難なんだけど、創ちゃん的な課題はスキンシップに慣れること。

主人公と創ちゃんがヨモギ売りの仕事を介して色っぽく絡むシーンで顔をあからめちゃう。なんて可愛いの息子にしたい。この顔だけで生きていける。

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©Sui Ishida/BROCCOLI

他の子に比べると割と軽い課題なので割と序盤でクリアしてました。

どちらかというと女であることを知られてはならないのに女を演じなければならない主人公に対する精神的支柱になろうと一生懸命になっているところにきゅんとします。

女を演じることへの恐怖心、それはそばにいた彼が一番苦労を知り隠さなければならないものだと知っている。そんな主人公にたいしてずっと「大丈夫だよ」といい続ける彼にグッときます。ねえ創ちゃん、私の彼氏にならない?????

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©Sui Ishida/BROCCOLI

そして本番。絡みのシーンですが、「友達」として接するか「恋人」として接するかで選択肢が出てきます。正直恋人として演じる主人公があまりに色っぽいのでプレイヤーとしても完全に飲み込まれます。色っぽい大人の女性好きなので私はこっちの方が好き。

ただ友達としての演技は舞台としてこっちが正解かもしれません。どうなんだろう

その後にまた出てくるヨモギ売りのシーンですが、なんと主人公が創ちゃんに膝枕をしています。おまえ!!!!やるなア!!!(大興奮)

この創ちゃんくっそイケメンなので水飲まなくても1週間は生きていけるくらいのみずみずしさと色気があります。SUKI

チカチーナ、と優しく呼ぶ彼からは本当に愛した女性に対する愛が溢れている。佐藤元さんの上手さが滲み出ています。普段の創ちゃんからは想像できないほどの色気と願い。くううううう成長してるううう;;;;

そして平和に幕は閉じます。(最後の白田先輩とのシーンで号泣しましたが、それはまた白田先輩ルートで味わいたいと思います)

 

★ユニヴェール公演「央國のシシア」

イザク:創ちゃん

シシア:主人公

さて最終公演。

ここではなんと!!!!!檻ガールを彷彿とさせる創ちゃんをみることができます!!!!!!!(鼻血)

すでにこの前に主人公とはお付き合いを開始しています。

最終公演、なんとメインジャックは創ちゃん!!!

ただし、アルジャンヌは白田先輩。

なんと役を外されたのは創ちゃんではなく主人公の方でした。まじびっくりした。伏線的に創ちゃんが外されるかと。。。いやたしかに意外性があって新鮮でした。

ただしこれは創ちゃんを育てるためのものであるため、主人公は外されたのではなく来期までの温存というもの。

はーーーーーーーーーーーーーーー。まあ知らなかったらそうなるけどそうくるかーーーーーーーやるなーーーーーーと主のため息はさておき。

ここで創ちゃん一気に病みます。主人公を最終公演の主人公にできなかったのは自分のせい。この後白田先輩にアルジャンヌを主人公に譲ってもらったけど、そうせざるを得なくしたのは自分のせい。主人公としかまともに演じることができない自分。

そして最終的に自分が演じるため主人公と二人の世界を作ってしまおうとする。

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©Sui Ishida/BROCCOLI

すみません、檻ガール大歓喜でした。(檻ガールがわからない方はぜひAMNESIAをプレイしてみてね)

この辺の独占欲やら「君が僕の世界」っていうのを笑って言えちゃうあたりぞくぞくしました。リアル世界で監禁はしないけれど、演劇の世界で二人の空間を作り上げてしまうんですよねえ、ある意味天才だと思いますけど。

しばらくしてスズ君に周りをみろとドヤされあっけなく病みターン終了(書き方に悪意があるのは病みが好きな主だからです。すみません)

そのあとはしっかり座長として演じ切る創ちゃん。

最後の国境シーンでのセリフはとてもよかったです。感動しました。泣きました。

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©Sui Ishida/BROCCOLI

これだけは譲れないと創ちゃんが思っている強いセリフがこれだと想います。これだけみても主人公への愛が伝わるし、切なさも伝わる、、、

これ以外にも主人公への思いがしっかり乗っている素敵な最後だったと思います。ああ、美しい。透明で、、、クオーツの舞台でしたね。透明な花と器の舞台でした。

でも実は一番泣いたのは創ちゃん主人公以外のアドリブセリフでした。仲間想いすぎて美しくて涙が出ます。こんな良い仲間に囲まれていたんだと、二人での舞台を作りかけていた創ちゃんには尚更響く言葉だったんだろうなと考えると胸が熱くなりますね。

そして終幕。

 

★その後

かわいい。

こちらに関しては好き好きが延々とまだ続いていく形だったので良いカップルだな、と。それで終わりました。演劇で成長した二人だからこその関係だなとにっこりしながら見れました。ここの感想が一番薄くてすみません。笑

 

【総評】

めっちゃよかった。

優しさの権化。みんなあなたが大好きだよ。

そう心から言えるストーリーでした。ありがとう。